IMPLANT
インプラント
インプラントとは

インプラントは、歯を失った顎の骨に人工の歯根を埋め込み、骨と結合してからセラミックなどの素材でできた人工歯を装着する治療法です。
失った歯を補う治療法として、入れ歯やブリッジもありますが、インプラントは顎の骨に固定するので、天然歯に近い噛み心地が得られ、周りの歯にかかる負担も少ないのが特徴です。
メンテナンスをきちんと行うことで、長期的にご使用いただけ1本あたり45万円(税込)にてご案内いたします。ご興味のある方はご相談ください。
※処置内容に伴い、価格が変動する可能性がございます。
当院のインプラント
治療

信頼あるインプラントメーカーを採用
当院では世界的に名の知れた歴史あるインプラントメーカー「ノーベルバイオケア」のインプラントを採用しています。
高水準の材料を用いて、科学的根拠をもとに研究・開発されたインプラントは、多くの国で信頼を受けて使用されています。
ラインナップが豊富で多様なカスタマイズが可能なため、幅広い症例・ニーズに対応できます。

的確で迅速な治療を可能とする設備
歯科用CTにより、顎の骨の状態や神経、血管の位置などの詳細なお口の状態を把握して、精密な診断・治療につなげています。
型取りは、お口の中にカメラを向けるだけで高精度の歯型のデータを採取できる口腔内3Dスキャナーを導入。患者さまへかかる負担を軽減します。

インプラント治療専用オペ室完備
インプラント治療は外科的処置が必要なので、細菌感染を防ぐための設備と個室が完備してあることが望ましいとされています。
当院は、インプラント治療専用のオペ室を完備しており、手術は専用のオペ室にて、全身状態を管理しながら安全性に配慮した治療に努めています。

丁寧でわかりやすいカウンセリング
インプラント治療前には時間をかけて患者さまのご希望やお悩みをお聞きします。
現在のお口の状態や治療計画、治療内容、治療費用、リスクや注意点などを画像や模型を用いながら視覚的にわかりやすくご説明いたします。
患者さまにご納得いただくまでご説明を行い、なるべく不安を解消してから治療を受けていただけるように心がけています。

治療経験豊かな歯科医師が担当
インプラント治療は専門的な知識や技術を必要とする治療です。
当院では、総合病院や大学病院でインプラント治療の経験豊かな歯科医師が治療を担当いたします。過去にインプラント治療が難しいと判断された場合でもご相談ください。
緊張感や痛みを和らげ、リラックスした状態で治療を受けられる静脈内鎮静法も導入していますので、ご希望の際はご相談ください。
入れ歯やブリッジとの
違い
入れ歯![]() |
メリット
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デメリット
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ブリッジ![]() |
メリット
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デメリット
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インプラント![]() |
メリット
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デメリット
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インプラントの術式について

ソケットリフト
「ソケットリフト」は、骨の高さは5mm以上ありながら、インプラントを埋入する深さまでは骨量が足りない場合の治療です。歯の生えていた箇所から骨補填材を入れて上顎洞底部を押し上げ、骨の厚みを確保します。

サイナスリフト
「サイナスリフト」は、骨の厚みが5mmに満たない場合に行う治療です。上顎の歯ぐきの側面を切開して上顎洞(サイナス)を露出し、上顎洞底部を押し上げてできたスペースに骨補填材を入れて、骨の厚みを確保します。

サージカルガイド
当医院では人工歯根を埋め込む手術の際サージカルガイドを使用してします。
下歯槽神経を傷つけることを未然に防ぐ、人工歯根を埋め込む位置や角度を適正な位置に挿入するためなど安全面を考慮し施術を行います。

GBR(骨再生誘導法)について
インプラント治療は、顎骨の厚みや高さが必要です。日本人は欧米人に比べ顎骨が薄い方傾向にあります。
GBR(骨再生誘導法)は骨が薄い方もインプラント治療を行うことができるよう歯槽骨を再生し骨量を増加させる方法です。
メリット
・骨量を確保でき、適切な位置にインプラントを埋入することができます。
・適切な位置にインプラントを埋入するので安定性が高いです。
リスク
・個人差はありますが、術後1週間ほど、腫れや痛みが起こることがあります。
・喫煙者、糖尿病患者の方などは治療を受けられない可能性があります。
インプラント治療
の流れ

初回相談・カウンセリング
患者さまの現在のお悩み、ご要望などをお聞かせください。インプラント治療について、治療の内容や進め方、費用、リスク、副作用など、現段階でわかることを丁寧にご説明いたします。

精密検査・治療計画のご説明
口腔内3Dスキャナーで歯型データを採取し、歯科用CTで顎の骨の状態を確認します。お口の中の状態も詳しく調べます。検査結果をもとに治療計画を立案して、患者さまにご説明します。

一次手術
インプラント体を埋め込む手術を行います。インプラント体と顎の骨が結合するまで約2ヶ月かかります。患者さまの顎の骨の状態や年齢によって、結合するまでの時間は前後します。
1回法の場合は、アバットメントも取り付けます。

二次手術
歯ぐきを切開して、埋め込んだインプラント体の一部を露出させます。

人工歯の型取り・装着
アバットメントの上に取り付ける人工歯の型取り・製作をします。仮歯を製作してかみ合わせを調整してから人工歯を製作し、アバットメントの上に装着します。

治療完了・メンテナンス
人工歯を取り付けたら治療は終わりです。治療後は、ご自宅で歯磨きを丁寧に行い、歯科医院での定期検診・歯のクリーニングなどの定期的なメンテナンスによってインプラントを長持ちさせていきましょう。
メンテナンスの重要性
インプラント周囲炎やかみ合わせの問題が起こると、最悪の場合はインプラント自体を撤去しなければならないことがあります。
そのため、インプラント治療後は定期的なメンテナンスが不可欠です。
インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、歯ぐきとインプラントの間に細菌が侵入して歯ぐきに細菌感染が生じ、炎症を起こした状態です。
進行すると、顎の骨が吸収されてインプラント体を支えられなくなり、自然に抜け落ちてしまうこともあります。
歯科医院で歯磨きでは行き届かない歯周ポケットの歯垢・歯石の除去などを受けて、インプラント周囲炎の予防と早期発見・早期治療につなげることが大切です。
かみ合わせのバランスの変化など

インプラント周囲の歯ぐきや骨の変化により、かみ合わせのバランスが変化すると、歯にかかる負担が増えて人工歯の欠けや割れが生じることがあります。
インプラントを長く使用するためには、かみ合わせの定期的なチェックや調整は欠かせません。
インプラント治療を
受けられる前に
以下に当てはまる方は、インプラント治療の適応とならない場合があります。
医科への対診により、治療可能な場合もありますので、まずはご相談ください。連携している高度医療機関を紹介することもございます。
- 重度の心疾患(心筋梗塞・狭心症の既往のある方など)
- 重度の高血圧症
- 重度の糖尿病
- 透析療法を受けている方
- 免疫抑制剤・ステロイド薬を服用中の方
- 骨粗鬆症
- 抗血小板薬・抗凝固薬を服用中の方
- 歯科医師との意思疎通の困難な方